J.D.ロブ「純白の密告者 イヴ&ローク58」
J.D.ロブ「純白の密告者 イヴ&ローク58」を読みました。
とても面白かったです。
イヴ&ロークシリーズの58冊目。
休暇から戻ったイヴの元に、元彼でもあるウェブスターから緊急の連絡が入る。ウェブスターが連絡をよこすことは余程のことだと察して現場に向かうと、ウェブスターの元上司が死んでいた。ウェブスターは絶対に自殺ではないと言い張るが、現場は自殺のように見えて・・という話。
ウェブスターとイヴ、そしてロークには、まあまあの因縁があるんだけど、現在はネチネチしたところがなく、言葉に出さなくても何となくつながりがあるのがいいんだよね。
ロークとウェブスターがガチンコで喧嘩したことで、お互い吹っ切れてからは、適度な距離を取りつつ関係を気づいてきました。
だからウェブスターが、わざわざイヴに捜査をしてほしいと連絡をしてきたのは余程のこと。
亡くなったのは、ウェブスターにとっては父親のような存在であり、信頼していた元上司でした。
ウェブスターは、警察を監査する部署にいるため、元上司も色々嫌われていました。
今回も、イヴの警察としての直感が凄かった。
容疑者を一目で見て、あの目つきが・・と察する。天性の警察官です。
事件の容疑者は複数いるので、誰が犯人なのか・・でもやっぱりあの人が怪しいのかと想像しながら楽しめます。
ただイヴの直感が正しいんだけど、確信してからの展開は少し早すぎた気がする。
犯人たちの計画は、最初のほうは緻密に見えたのに、家宅捜索をしたら証拠が全て残ってる・・杜撰過ぎやしないか?
だけど二人ともしっかり逮捕出来たし自白も得られたので良かったです。
被害者がやってきたことは、沢山の人から責められることも多かったけれど、間違ったことではなかったことがはっきりしたし。
それに被害者の遺族が、みんな一致団結しているのも良かったです。
ウェブスターは、今の恋人と結婚するために、地球外に移住することに。
なんやかんやいって、イヴとロークは寂しさを感じたんじゃないかな。
ウェブスターは警察をやめて、新しい生活を一歩踏み出すことになりました。
幸せになってね!!