シドニィ・シェルダン「血族・下」
シドニィ・シェルダン「血族・下」を読みました。

- 血族 下
アカデミー出版
本
面白かったです!
上巻の感想
↓
下巻を読み始めてから、リーズが黒幕だと思ってましたが、違ってました・・・
しかし最後はちょっとやっつけ仕事じゃなかった??
一応全ての事件に区切りはついたんだけど、何か私はモヤモヤが少しだけ残っています。
リーズ視点の描写がなかったこともあるけれど、リーズに対するエリザベスの気持ちがいまいちはっきりしない。上巻ではエリザベスに対して好感を抱いている感じはしたけれど、もっとそこのところを深堀してほしかった。
あと癖のあるオルニュング刑事を出してきたのに、結局活躍の場がなかったよ・・なんなんだ、勿体無さすぎるでしょ!!車の事故偽装も見抜いて、膨大な量のPCデータから有益な情報を得るなど、裏ですごく有能だったのに・・最後少しくらいは花を持たせてくれよ~
でもまあ、ワルターの年上の妻に対する愛情は本物だったことが、少し救いになりました。でも奥さんはもう完全に狂ってるんだけどね・・いつか回復できたらいいなあ。
シャルルは悪妻から逃げ出すことに成功!でもさ、あの奥さんは蛇のような女だから絶対に捕まると思う・・。
そして上巻読んで私がうらやましいと思っていたイボ・パラッチの受難はこれから始まるというところで終わりました。でもこういう男って、うまく抜けてくよ。
奥さん同士が仲良くなって追い出されても、絶対別の女を見つける筈。そういう逞しいところ、嫌いじゃないよ、そういう人間になりたい( ´艸`)
エリザベスの中で信頼度が高かったアレック・・黒幕だったんだけど、この人も根っからの悪人ではなくて、奥さんを愛しすぎたんだろうね。
サムは本当に死んでいました・・(涙)
最初から最後までスピード感があってエンタメ性に富んでいて、シドニィ・シェルダンの作品が人気である理由がわかりました。場面の切り替わりが多いので、描写不足なところも多いけれど、テンポよく読み終えることができました。