井上悠宇「不実在探偵の推理」
井上悠宇「不実在探偵の推理」を読みました。
うーん、いまいちだったかな。
特殊設定物のミステリ。
真相が最初にわかっていて、そこに推理で肉付けをして解決にもっていくという設定は面白いなと思いました。
プレシジョンダイスを使って、他の人には見えない存在が示すものと意思疎通をするというのも良かったんだけど・・
まず1つ目の自殺の理由が納得いかない!
結婚する相手に整形していたことすら告げられないなんて・・・しかも遺書として残す暗号が面倒くさい・・結婚相手もあっさり自殺して、一体何なんだ!!命を粗末にするな!!
2つ目の新興宗教施設での事件がまあよかったかな。
事件を仕掛けた人が、悪意を持ってするのではなく、善意で行ったことなので後味は悪くなかった。
3つ目の事件ですが、あの元刑事、拷問して自供させた、しかもそれが虚偽の可能性が高いって。もう何それ?って思ったわ・・・
ウツツ君と交流していたダイス(アリス)が、新興宗教の子なのかと思ってたけれど、そうであってそうでない感じ?結局助かってたんだし、でもダイスはそのままあるんだから別人ってこと?
何やらいまいちはっきりしないものが多くて消化不良です。ウツツ君の母が、急に自分の作品の登場人物になりきるようになった理由もわからないまま。続編あるのかもしれないけれど、たぶん読まないな・・