J.D.ロブ「花嫁に捧ぐレクイエム イヴ&ローク60」
J.D.ロブ「花嫁に捧ぐレクイエム イヴ&ローク60」を読みました。

- 花嫁に捧ぐレクイエム イヴ&ローク60 (mirabooks)
ハーパーコリンズ・ジャパン
Digital Ebook Purchas
とても面白かったです。
イヴ&ロークシリーズの60冊目。
クラックのお店で、女性同士のカップルが独身最後のパーティーを開催中。
仲良い友達ばかりに囲まれて幸せな雰囲気が漂っていたが、その真っ只中で新婦の一人が殺される。
イヴはすぐに現場の状況を見て、友達の中に犯人がいると直感し・・・という話。
イヴが初期段階から仲良い友達の中に犯人がいると推理するんだけど、友達がみんないい人ばかりでさ・・(問題児はいるけれども)
本当にこの友達の中に犯人がいるの?間違いじゃないの?って願いながら読むくらいでした。友人の中に裏切り者がいるって、すごく辛い設定だわ。
早々に絞られて、残り2人のどちらかが犯人だろうと推測されますが、私はチチではないだろうなと思いました。
アンガーカンセリングを受けているくらいだから、チチだったら本当に嫌いな人を殺すはず。回りくどいことはしないだろうし、チチと考え方が私は似ているところがあったので(ヤバイぞ)。だけどチチが最後の聴取室で泣いたシーンは、私もしんみりしちゃったな・・
だってそれだけチチはエリンのことが好きだったんだろうし、パーティーの当日にも告白してるんだもん。可哀想だった・・・嫌な女でもあったけどね。
だけどエリンが一番可哀想だったよ・・才能あふれるアーティストで、これからショーナとの幸せな生活が待っていたのに。
しかしエリンとショーナの出会いとか恋愛過程とか、すっごくロマンチックで私大好きでした・・
ショーナは高校時代は学校で一番目立つ存在で、その後も本気にはなれないけれど色んな男性と恋愛を楽しんでいた。だけどエリンと出会って、この人だって確信して結婚まで・・
あ~もうめっちゃ私の好きな設定!GL最高!!
犯人の動機はもう、これは生まれ育った環境で培われた考えが端を発しているようなものだから、刑務所に入っても反省とかはしないだろうな。こそこそ裏でやっている卑怯で嫌な奴でした。犯人の恋人は可哀想だったけど、まあ人生は長いし、こんな奴と結婚したら家に縛られるわパワハラされるは大変だっただろうね・・結果的に良かったのかも?
今回は、クラックの大事な職場で事件が起こったので、クラックがブチ切れてました。
でも恋人には優しいし、犯行現場を自分で掃除をするなど、クラックやっぱり好きだな~と思うところがいっぱいでした。
あとメイヴィスがもうすぐに2人目ちゃんを出産するけど、出産に立ち会ってと言われて、イヴだけじゃなくロークがパニくっているのがとても面白い。仕事が出来過ぎる男なのに、この話だけはちょっと置いておこうというのが笑ってしまう!