辻真先「天使の殺人<完全版>」
辻真先「天使の殺人<完全版>」を読みました。

- 天使の殺人完全版 (創元推理文庫) 東京創元社 辻 真先
- ノーブランド品
- 本
面白かったです!
ミステリ好きにとっては知らない人はいない、辻真先さん。コアなファンも多いですよね。
私はでもまだこの作品を含めて、2作しか読んでない・・
読むたびに、エンタメ性の高さと自由度の高さから、もっと他の作品を読んでみたいと思う作家さんです。
過去作多いから、じっくり取り組んでみたいな~

以前、ピーターパンの殺人を読みましたが、この天使の殺人も驚くほど自由^^
何せ、天使の殺人ですからね
でも毎回思うのが、構成が緻密で絶妙!
天使が殺人なんて、一体どうなるの?想像もできないと思うのですが、それほど荒業だと感じることなく、自然に受け入れられるようにもっていくところが凄いです。
会話がウィットに富んでいたり、誰を北風みね子にするかで時間がムーブしたり、とことん自由。そこが魅力の作品です。

そしてこの本は、戯曲版も収録されているのが嬉しいところ。
小説版と少し違っているので、その違いを楽しむことができます。
舞台演劇って、楽しいですよね。
私も大学の頃、それほど有名ではなく、アマチュアに入るような劇団の舞台を沢山見に行きました。
本当に寺子屋のような小さなハウスで上演されるものもあったりして・・
面白さとか、よくわからないものも多かったけれど、楽しかった。
結構演劇を見た後、真剣に感想なども書いていたので、大学を卒業してからも実家に公演案内の葉書とか来たりしていました。
ああいう、演劇に情熱を傾けられる人って凄いなあと思います。
1つのテーマでも解釈が違うし、そこがまた面白くて好きだなあ。
田舎住まいだから今は見に行けないけれど、都会だったらアマチュア劇団とかめっちゃ見に行きたい・・・!