恩田陸「珈琲怪談」

- 珈琲怪談 (幻冬舎単行本)
- 幻冬舎
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面白かったー!
多聞シリーズ、第3弾。
多聞シリーズ第1弾は「月の裏側」第2弾は「不連続の世界」です。
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不連続な世界の感想ブログ
「不連続な世界」の収録されている「夜明けのガスパール」という作品で、多聞が友人に誘われて電車内で怪談話をすることになります。
その裏には、切なくて優しい事情が隠されているのですが・・(是非読んで欲しい)
社会的にも成功している4人の中年男性が、娯楽目的で怪談話をするという設定が、やはり評判が良かったのかな?そして、この「珈琲怪談」が生まれるきっかけになったのかしら。
言ってみれば、本当にグダグラと暇つぶしのように、とりとめのない会話が続くんです。
でもそこが面白い!
恩田さんのこういう作品を読んでいると、読んでいる最中なのに、ふと別のことが思いついたり思い出させられたりします。私だけかな?
空想を膨らませるきっかけになるような話が多くて、楽しかったです。
社会的に成功している4人なので、精神的に余裕があるというのか、会話の中でもセコセコした感じが一切ないのもいい。
時間にとらわれず、ぶらぶらしながら、美味しいものを飲んで無駄話をするっていうの幸せが堪能できます。
しかし、多聞と黒田検事コンビ・・これちょっとミステリ小説作れるんじゃない?
恩田さんに是非本格ミステリ作って欲しいんだけど。
怪談のような、そこまではいかない不思議だったり切ない話が色々作中では語られたけれど、身近にあるものこそ怖いね。エレベーターとか存在自体怖いし、傘が毎回戻ってくるのも怖い。
そういや私って怪談として語れるような経験したことないかも・・
みんなあるんかな?百物語とかで、1つ話してくださいって言われても全然ないわ。
大学生の時に、一人暮らしをして夜更かしをしていた際、夜中にベッドの下のほうでうずくまって本を読んでたんだけど、その時に変な声が聞こえたことはある。
何?めっちゃ怖い?って思って振り返ったら、テレビでGacktが話してた(笑)
集中すると、周囲の音を遮断するから、いつも勉強をしているときはラジオとか音楽かけても全然気にならなかったんだけど、その時はちょうど集中力が途切れた時だったんだろうな。
だけどその声がなんか怖くて驚いたので、当分Gacktさんをみたらびくってなった記憶がある。それくらいかな~平凡に生きてるな。