稲見一良「猟犬探偵」
稲見一良「猟犬探偵」を読みました。

- 猟犬探偵 (光文社文庫)
光文社
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面白かったー!
1か月ほど前かな。ラジオドラマ「青春アドベンチャー」で、この「猟犬探偵」を放送していました。先に原作を読むまえに、ラジオドラマだけは聴いていましたから、早く読まなきゃなと思っていた作品です。

帯付きのまま持ってた・・帯に書かれているとおり、この作品は「セント・メリーのリボン」に登場した猟犬探偵竜門と相棒のジョーが主役になっています。
「セント・メリーのリボン」はまだ読んでいないのですが、かなり人気があったようで、男性なら是非読むべしという感想を書いている人が多かったです。
私は女ですが、確かに男性が理想とする、人情あふれて強いけれど優しい探偵は格好いいなあと思いました。
一本筋が通っているというのは、性別問わず素敵ですね。
893や、荒くれものに対しても、バシっと決めるところがさすがでした。
そして猟友会の仲間がみんな強いの何のって。こんな人たちに囲まれていたら、中途半端な893なら、そりゃ逃げだしますわ。
私もかなりの愛犬家だし、動物に対してはかなり愛情を持っている方だと思います。
動物園は廃止すべきだと思ってるし、ブリーダーなんてもってのほか!!
前、姉とブリーダーなんてありえないよねって話してたのに、その姉が、ウン十万もするブランド犬を飼い始めたんですよ・・ったく、やってらんねーぜって私は心の中で思ってましたが、何も言わなかった。犬に罪はないし、どの犬でも可愛いからさ・・
以前、結構好きだなと思ってた女優さんが、どうしても飼いたい犬種があってすごく探したんですよ!って熱弁しているのを見て、なんか冷めちゃったんだよね。私のこういう極端なところ、駄目だなって思うんだけど、やっぱな・・もやもやする。
竜門は、狼のようなジョーと2人で山奥に暮らしているんだけど、もし私が男だったら、こういう暮らししたいなあと思いました。
女だから無理だよね・・
でももし今の人生でこれから色々失敗して、全てを失ったとしたら、そういう生活もありだなって少しだけど真剣に考えてます。そのためには猟銃許可は必要だと思うので、調べたこともあったり。。ごにょごにょ。今は熊も怖いし、それより人間も怖いから、防衛能力は欠かせません。
どのエピソードも面白かったけれど、馬を手漕ぎの船に乗せて北海道に渡るというのには度肝抜かれたわ。しかも船から投げ出されて泳いだと・・現実ではありえないんだけど、小説だから全然OK.
崖から飛び移ったというのも、よくやった!という気分になりました。
稲見さんが、小説を書くことに専念するきっかけを知ってからは、それが頭の中に残っているので、この部分は作者さんの心情と重ね合わせているのかなと考えてしまいます。残された作品は多くないけれど、また見つけたら読んでみようと思います。