リチャード・シャタック「こうのとり狂騒曲」

ピーナッツ

リチャード・シャタック「こうのとり狂騒曲」を読みました。

こうのとり狂騒曲 (創元推理文庫 M シ 7-2)
こうのとり狂騒曲 (創元推理文庫 M シ 7-2)
東京創元社

まあまあの面白さでした。
リチャード・シャタックは、日本では「ハネムーンの死体」とこの2冊しか翻訳されていないようです。

ハネムーンの死体 (創元推理文庫 M シ 7-1)
ハネムーンの死体 (創元推理文庫 M シ 7-1)
東京創元社

どちらかというと、「ハネムーンの死体」のほうが面白かったかな。


どちらも魅力的で癖のあるキャラクターばかりで、みんながドタバタと走り回るので、読んでいて爽快感が楽しめます。


今回は、サンディが癖の強い叔母さんと一緒に、ある屋敷を訪れるけれど、そこが吹雪になって帰ることができなくなります。
その屋敷には魅力的な男性ロバートがいて、サンディは惹かれていくのだが、そこで弁護士が殺されて・・という話。


殺人事件なのに、コメディなので全く悲壮感なし!
ウィットに富んだ会話と、それぞれが振り回すような行動をとるので、ミステリを読んでいる感じがしない。


結局、サンディの叔母さんは過去の出来事を知っていて、弁護士から大事な書類も預かっているし、それならもっと早くいってよーというツッコミで終わる感じでした。
まあまあの面白さでしたが、ちゃんと楽しめたようにも感じる。


原作は1941年に発行されたという古さ!
でも古さを感じさせず、もっと読みたいなと思う作家さんでした。