リチャード・シャタック「こうのとり狂騒曲」
リチャード・シャタック「こうのとり狂騒曲」を読みました。
まあまあの面白さでした。
リチャード・シャタックは、日本では「ハネムーンの死体」とこの2冊しか翻訳されていないようです。
どちらかというと、「ハネムーンの死体」のほうが面白かったかな。
どちらも魅力的で癖のあるキャラクターばかりで、みんながドタバタと走り回るので、読んでいて爽快感が楽しめます。
今回は、サンディが癖の強い叔母さんと一緒に、ある屋敷を訪れるけれど、そこが吹雪になって帰ることができなくなります。
その屋敷には魅力的な男性ロバートがいて、サンディは惹かれていくのだが、そこで弁護士が殺されて・・という話。
殺人事件なのに、コメディなので全く悲壮感なし!
ウィットに富んだ会話と、それぞれが振り回すような行動をとるので、ミステリを読んでいる感じがしない。
結局、サンディの叔母さんは過去の出来事を知っていて、弁護士から大事な書類も預かっているし、それならもっと早くいってよーというツッコミで終わる感じでした。
まあまあの面白さでしたが、ちゃんと楽しめたようにも感じる。
原作は1941年に発行されたという古さ!
でも古さを感じさせず、もっと読みたいなと思う作家さんでした。

