J.D.ロブ「レディ・ジャスティスの裁き イヴ&ローク50」
J.D.ロブ「レディ・ジャスティスの裁き イヴ&ローク50」を読みました。
面白かったー!イヴ&ロークシリーズ、50弾目の作品。
女性達に性的暴行やDVをしていた男たちが次々に性器を生きたまま切り取られ自宅前に放り出される事件が続き・・・という話。
「Me&Too運動」が世界的に広がった時期に書かれた作品らしいです。
そういやそういうのあったな・・・どうせセンセーショナルなところだけ取り上げられてフェードアウトするんだろうなと思っていたら、やっぱりその展開になったんだよね。
今回は、結局3人の男が殺され、一人はぎりぎりのところで助かったという結末でしたが、1人目の被害者がクズすぎて・・
拷問シーンを読むと、あぁもうやめてあげて!って思うのに、1人目の被害者の所業を知ったら、もしかして足りないんじゃない?って思っちゃったわ。
私は性加害に対して、日本は特に緩すぎるといつも怒っているくらいだら、今回の犯人が結局は罪に問われず精神治療をする方向に持っていかれたことに対しては、異議申し立ていたしませんわ。
だけど救われるところもあって、殺された男たちや、犯人がこれから殺す候補に入れそうだった男たちに虐げられた女性達を、イヴたちがそのままにしなかったこと。
あの音楽PDなんて痛い目に合うんだろうなあ、その顛末知りたかった。
メイヴィスに話をつなげてあげたり、ロークは仕事を紹介してあげたり、まっとうに生きている人が新しい一歩を踏み出せるようにサポートする展開は読んでいて楽しいです。
そして今回は、メイヴィスが2人目を懐妊!!
子どもは年齢が近いほうがいいからといった理由で子供を作ろうとしていたらしいんだけど、それをアンコールって呼ぶところがメイヴィスらしくて可愛くて素敵。
一方で、またもや出産に立ち会ってねって頼まれたイヴとロークが大パニックになってて面白い。ベラちゃんはサマーセットのこともお気に入りで、可愛いです。
それとイヴが刑事課に配属されたばかりの時、上司である同僚からセクハラをされたエピソードは興味深かった。何としても殺人課で働きたいイヴだったから、上司にセクハラされて殴ってしまったものの、結局は泣き寝入りになるかなって思ってたらしいの。
だけどその時に、フィーニーが毅然とした態度をとってくれてさ・・このシーン感動だったわ。フィーニー大好き!!
イヴのチョコレートバーなどを盗んでいる奴って一体誰?まだ明らかにならないけど・・思い当たらない・・・
シリーズ続けて読みます。
