綾野まさる「きんさんぎんさんの百歳まで生きんしゃい」
綾野まさる「きんさんぎんさんの百歳まで生きんしゃい」を読みました。
面白かったです!
小さい頃は、きんさんとぎんさんブームが起こっていたのは知っていたけれど、可愛らしいおばあちゃんだな~という認識しかありませんでした。
でも大人になって、この本を読んだら、100歳って凄い!と驚きがいっぱい。
子供の時って、大人って一括りにしていたけれど、自分が大人になったからこそ100歳まで生きるってことがどれだけ凄いことかわかる。
それにきんさんとぎんさんが生まれた時って、凄い昔だし、あの芥川龍之介と同じ年齢だっけ?
芥川龍之介って私の中では、大昔の人で、本当に実在したのか?っていうイメージの人物だったこともあり驚きしかない・・・
きんさんとぎんさんが若い頃から苦労しているなあとは思ったんだけど、一方でお父様とお母さまの愛情に包まれていたんだな、だから頑張ってこれたんだなとも思いました。
やはり親の愛情って大事!
あと嫁いだ相手も、仕事に熱心で優しかったというのは大きい。
嫁ぎ先で産む子供の性別にあれこれ言われるなんて・・・今ならありえないけれど(いや、今でも男性優先のところあるよね・・めっちゃ腹立つけど)
女の子ばかりだと、戦火では男を兵隊に出せず非国民だと非難されるなんて・・だけど今もコロナを広げたって追い出したところあったよね。昔も今も変わらないのが浅慮な人の怖さかも。
当時って、今よりも圧倒的に結婚相手ってばくちだよなあ・・・
小さい頃に、お母さまが着るものを、蚕から紡いだもので作ってくれたというのにもため息。
蚕から糸がつむげるっていうのは知っているけれど、1本ずつ解きほぐしてしかなければならないし、本当にそんなのできるのかなあと思っていたから。
写真を撮影するときに魂が吸い取られるから手を布で隠すとか、昔の慣習などもわかって興味深かったです。
100歳まで生きるのは無理だろうけれど、きんさんやぎんさんみたいに前向きに生きることができればいいなと思いました。
