武田惇志・伊藤亜衣「ある行旅死亡人の物語」
武田惇志・伊藤亜衣「ある行旅死亡人の物語」を読みました。

- ある行旅死亡人の物語
- 毎日新聞出版
- Digital Ebook Purchas
面白かったです。
ヤフーニュースだったかで取り上げられたときに、見つかった女性の身元は結局わかったんだろうかと気になっていたので、本になって詳細を知ることができて良かったです。
でも疑問は残ったままだったなー
新聞記者ならもっと突っ込むことができたのでは?という感想が正直なところ。
女性が暮らしていた家の近くにある、銭湯や商店街などで聞き込みができただろうし。
もしかしたら、この本には記載できないもっと詳しいことがわかっているけれど、親族がそういうのは書かないでって言ったのかもしれませんね。
北朝鮮とつながりがあったのではと書かれてたけれど、それは違うかな。
公安の人も言ってましたが、スパイだったならもっと巧妙に立ち振る舞いそうだから、おそらく相手の男性は経済的に余裕があったが奥さんがいたのかな、なんて勝手に想像しました。
ただ不思議なのが、労災認定を受けて、年金も貰えるのに、支給を打ち切ったところ。
障害年金を受け取らなかったのが、一番の謎だなと思いました。
こうやって、ひっそりと暮らしている人っているんだなあ。
自分もワイワイするのがあんまり好きじゃないから、気持ちがわからないでもない。
高齢化が進んで、年齢よりやけに元気な年寄りがうるさいなあと正直煩わしいことが多いんです(特に近所)
みんなひっそりと距離をとって生活していたら平和なのに。
いわゆるこの女性は孤独死になったけれど、別に寂しいとか気の毒とかはない。
これから少子高齢化が進んでいるし、最後に残った人は結局一人だからな・・・