小川哲「君のクイズ」

ピーナッツ

小川哲「君のクイズ」を読みました。

君のクイズ
君のクイズ
朝日新聞出版
Digital Ebook Purchas

面白かったです。


勝てる筈だったクイズ大会に負けて、どうして負けたのだろうかと振り返っていく話。
クイズって奥深いんですね・・
基本、バラエティは見ないので、クイズ番組も見たことがない。
小さい頃にアタック25とか、クイズミリオネアをちらっと見たことしかありません。
ただ知識が豊富であれば勝ち抜けるのかと思っていましたが、そんな浅いものじゃなかった。


制作側もどういう問題を出せば盛り上がるのか、背景にまで思考を凝らして番組が作られていたんだなあと驚くことが多かった。
読んでいて、主人公がどうして負けたのかということを色々考えていたけれど、結局はヤラセというオチなんだと思っていたら、そうじゃなかった。
相手も違った方面で必死に戦っていたと思うと、読後感は悪くない。


たぶん、ミステリー系の雑誌で、「このミステリがすごい」だったかな?
この本は上位にランキングしていたので手にとったのですが、厳密にはミステリではないかな。
だけど面白かったし、文体が少し独特というか、かさついた感じが心地よいです。
って調べてみたら、直木賞を受賞された作家さんだということで、やはり持っているものがあるなと思いました。
受賞した作品は読んでませんが、長編なようなので、時間があれば・・ですかね。