J.D.ロブ「穢れた方程式」(イヴ&ローク37)
J.D.ロブ「穢れた方程式」を読みました。
イヴ&ロークシリーズ第37弾,
今回も面白かったー!このシリーズは、全て面白いので、期待を裏切りません。
久々に読んだ(去年から小休止していた)けど、一気に最新刊までたどり着きたい・・
会計士の女性が殺され、イヴはその現場を見て、物取りの仕業ではないと感じる。
被害女性は、仕事上のトラブルで殺されたと考え、取引先などを調べるが‥という話。
このシリーズは大きく分けて2つパターンがあって、犯人は誰なのか?とイヴが真相に近づくのを楽しめるもの。
もう1つは、最初から犯人がわかって(犯人の視点での描写もあったりして)いるパターン。
今回は前者のパターンで、どちらかというと、私はこっちが好み。
本格ミステリのような要素もあったりして、犯人は怪しい人の中で誰なのか?と推察する楽しみがある。
複数の犯人がいる中で、実行犯と裏で手を引いている犯人がいるっていうものだったけど、まさかインガソルが殺されるとは思っていなかったのでびっくり。

そしてこのシリーズは、毎回起こる事件も結構衝撃的なものが多くて面白いんだけど、それ以上にイヴとロークを中心とした人間模様も楽しくて大好き。
イヴの部下であり親友でもあるピーボディとマクナブカプは可愛いし、やはり親友であるメイヴィス夫婦もトリッキーで最高。
セクシーで美人なナディーンもさばさばして大好きだし、上司やらイヴの理解者であるマイラも素敵。
このシリーズ、結構人気だと思うんだけど、もっと沢山の人にこの面白さを知ってほしい・・!っていつも思う。
見どころも沢山あるけど、被害者や、被害者家族に寄り添う優しいイヴが大好きです。
普段は照れ屋でつっけんどんなところもあるのに、犯罪に対しては真摯に向き合って、被害者に対してはとにかく優しい。理想の捜査官です。
そして映画公開の場に出席して、華かやかなドレスを身にまとうイヴだけど、最後のロークのタックルといい、二人は傷を負っているからこそ素敵なのよ。
本当に二人らしい最後で、やっぱりこのシリーズ大好きだなあと思った。
そしてトリーナ最強説は間違ってない・・^^イヴ怯えすぎ^^

ヴィレッジブックスというレーベルなので(数作前からのシリーズはレーベル変わったのかも)、ハーレクイン系かと思われがちなんだけど、そういう所謂ベッドシーンはこのシリーズはほぼない。あってもさらりとした描写で、ロマンスよりもストーリー重視なところが魅力。
私は、ハーレクインっていうと、か弱い美少女が騎士のようなお金持ちと恋に落ちて・・というベタなものを想像しがちなんだけど(しかもそういうストーリー嫌いだし)、海外のロマンス小説ってかなりひねりがあって面白いです。
日本ではハーレクインの漫画って、なんか・・アレだよね・・というイメージが強かったんだけど、海外のロマンス小説は刺激があって面白いのでオススメ。
