エリザベス・ローウェル「アメジストの瞳」
エリザベス・ローウェル「アメジストの瞳」を読みました。

- アメジストの瞳 (MIRA文庫 EL 1-1)
- ハーパーコリンズ・ジャパン
- 本
面白かったです。
エリザベス・ローウェルは初読み作家さん。
後ろのあらすじに、彼女の作品の中でも最高傑作と言われたラブストーリーらしく、好評だったのか?それで文庫化されたようです。
最高かどうかはわかりませんが、まあ読みやすいというか、捻りがあまりないというか。
未開な文化を研究する両親に育てられたリサは、現代の常識というものを知らない純粋な女性。
そんなリサが、大人になろうと、一人でアメリカに行き、某教授が管理している牧場で植物などの観察をすることに。
その牧場を所有している、かなり大金持ちなライは、お金目当てに寄ってくる女性たちにうんざりしていた。
ライは、リサを一目見た途端に気に入るが、リサもお金目当てに送り込まれた女性だと勘違いして、一線を引こうとする。
でもリサは純粋な女性なので、恋愛の駆け引きもせずにライに寄ってきて、ライも欲望に抗いきれず・・という話。

もう最初からお互いが一目ぼれというが、なーんか2人ともムラムラしている感じが伝わってきて、オイオイという感じです。
海外って、男女問わず体のラインがセクシーだとかを重要視するね。日本の場合は、顔でしょうが・・
ライはリサをお金目当ての女性だと思い込んでいるし、リサは、ライが実は牧場主なのに貧乏人のフリをしてからかっていたと勘違いしてるし、安定のすれ違いの恋愛話。
リサが一生懸命に洋服を仕立てて、でもそれを渡す相手はあなたじゃないっていうのは、泣いちゃったな~切なかった。
その後、リサは旅立つから、これはもしかしてバッドエンド?と思ったんです。残りページも少なかったし。
しかし急旋回で、ライが迎えにきて、あっさりハッピーエンド。
ハッピーエンド好きだけど、あまりにも急すぎて、ちょっと余韻が・・
まあツッコミどころの多い話でしたが、純粋な愛を感じることもできて、楽しく読み終えました。