内藤了「夢探偵フロイト:てるてる坊主殺人事件」
内藤了「夢探偵フロイト:てるてる坊主殺人事件」を読みました。

- 夢探偵フロイト -てるてる坊主殺人事件- (小学館文庫)
- 小学館
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フロイトシリーズ第2弾。
まあまあの面白さでした。
フロイトを中心にした夢研究所に、安眠のための枕を開発するプロジェクトが持ち込まれる。参加者の中に、悪夢を見る女性がいて・・
一方で、あかねをアルバイトに誘ってきた友人の知り合いが殺され、髪の毛が切り取られていたが、同じような事件が過去にも起こっていたようで‥という話。
2つの事件が1つに結び付くんだろうなというのは予想できるんだけど、その流れがあまりスムーズじゃなかったかなと思いました。
ただ、あかねだけがドールを目撃したという設定が、後になってゾクゾクする怖さがあって、やはりホラー文庫で活躍する作家さんならではだな・・と思いました。

しかし夢って本当に不思議ですね・・
今回の悪夢を見る女性は、子どもの頃の振る舞いが事件を引き起こしたことに繋がったのではないかと後ろめたい気持ちをもっていて、でもそれを誰にも話すことができるずに抱えている。
それを消化するために夢を見ていたという解釈は納得かもしれない・・・
私も論文を書かなければならないという強迫観念が、今でもたまーに、すごく疲れたときなど夢に見ることがあります。英語で100枚とか・・あぁ・・・死ぬ・・と思い、追いかけられているような夢です。
今だからわかるけど、あの時はすっごいストレスを感じていたんだな‥と思います。
担当教授も大嫌いだったし(笑)
早くそういう夢を見ることからも解放されたい。