三田誠広「蒼竜館の秘密」

ピーナッツ

三田誠広「蒼竜館の秘密」を読みました。

蒼竜館の秘密
蒼竜館の秘密
実業之日本社

面白かったです!


てっきりミステリだと思って読み始めたら、想像とは違う斜め方向に進んでいき、ああユーモア小説だったのかあとようやくわかりました。

巻き込まれ型の展開、入れ子細工のようなストーリー、そして時事ネタを絡めたところもあったりして楽しかったです。

小説なのに、なぜかこの作品を読んでいると、まるで劇団の舞台を見ているような錯覚を抱きました。

私、一時、小さめの劇団が上演する舞台にはまっていたことがあって、色んなところを見に行っていました。

夕方から開演で、終わったら外は真っ暗。

テントのような小屋のようなところで上演されるものもあったりしたんだけど、楽しかったなー

全然有名ではない人たちだけど、舞台を作り上げていこうっていう情熱が伝わってくるので、そういうのがワクワクするんだよね。

久しく見てないんだけど、この前、その劇団から公演案内の葉書を頂きました。

まだ劇団続いているんだと嬉しくなったな~


この小説は、そういう舞台で巻き起こるようなユーモアあり、突拍子もない展開あり、荒唐無稽な会話などが満載で、そこが魅力だなと感じました。


国を揺るがすような政財界の大物が行方不明になる中で、さりげなく入っているポルノ誌の編集長とハードボイルド作家のカタユデタマゴシ氏(笑)作家先生、遊び過ぎ!!

楽しかったです。

年末ということで、少し掃除をしていたんですが、ここ最近使っていたボディソープの香りが気に入らなくて。そろそろなくなるから、新しい銘柄のものを購入しようと思っていたら、棚の奥から、その気に入らない香りのボディソープの詰め替え新品が出てきた・・軽く絶望。あと秋に購入した金木犀の香りの洗顔フォームがまだなくならない・・・これも何となく悲しくなる。