久間十義「ダブルフェイス」
久間十義「ダブルフェイス」を読みました。

- ダブルフェイス
- 幻冬舎
- 本
まあまあの面白さでした。
東電OL殺人事件をベースにした作品。
名前は聞いたことある事件だし、以前同じようにこの事件をベースにした小説を読んだことがありました。今回、wikiで事件概要を読んだけど、これって・・いつものマスゴミのクソ行動が出たものですね。被害者について扇情的な情報だけを出すという・・は~うんざり。
人間生きていたら色々あるでしょうよ。
騒がれた事件なのはわかるけど、こういうリアルで起こった事件をすぐに思い浮かべるような小説はこれに限らず、正直、自分は好きじゃないです。
作品としては、中盤まではまあまあの面白さだったのですが、最後はどうしたんだ?っていうくらいとっちらかった感じになってしまいました。
百合子の家にストーカーが入り込んでるのもおかしいし、彼氏が刑事なのに頼りなさすぎるし・・ストーカー、最後に急に登場した感じで違和感満載だったわ。
事件がどうこうよりも、作家さんも、証券会社で働く女性の心の葛藤について書きたかったのかなあと思いました。
だって事件解決する刑事のキャラが・・・何となく浅かったので。
過去にトラブルを起こした刑事が登場するものの、全然活躍しないし。
それよりは、総合職で男性と肩を並べて働く女性の大変さのほうが興味を持った。
いやね・・私の姉が、有名な大手証券会社に総合職として大学卒業後就職したのよ。
でも一般職で働いていた同僚(何年も前に姉より先に入社した人たち)に、端的に言うといじめられたんですね。総合職という妬みもあったんだと思うんだけど。
姉は天然なところがあって普段は図太いのに、私から見たら結構繊細だなって感じるところあったりして。嫌なことがあるとお腹が痛くなるような人ですから。
それで社内でいじめられて、慣れない仕事で外回りもしなければならず・・それで会社辞めたいというようになり、親がまあ甘やかしなんで(長女には甘いんだよね)それなら、やめたらってことに。
まあ嫌々仕事に行くときに、足を怪我したとか、そういうことも重なって。
支店長からもやめないように家まで足を運んでくれたりしたんだけど、結局はやめちゃいました。
やっぱり一般職と総合職の間には色々溝あるよね。。金融関係は特に。
しかし人間関係で仕事辞めるっていうのは悔しいよなーと思う。しかも自分より能力低いどうでもいい奴らのためにさ・・・
今は防衛省関連の仕事で楽しく働いてるようなので、結果オーライなんだけどね。
目先の判断で一喜一憂するのではなく、長い目で見ることが大事だなと思う出来事です。
だけど私は株の才覚ないのもあるけど、姉のこともあって、証券会社から営業かけられてもスルーだわ。