J.D.ロブ「232番目の少女 イヴ&ローク56」
J.D.ロブ「232番目の少女 イヴ&ローク56」を読みました。

- 232番目の少女 イヴ&ローク56 (mirabooks)
- ハーパーコリンズ・ジャパン
- 本
面白かったー!
未成年の少女たちをさらって、おぞましい教育を強制的に受けさせるアカデミーから抜け出したマイナとドリアン。
逃走中にドリアンをかばって命を落としたマイナの遺体が発見されるが、その遺体が身に着けていた衣装に不可解さをイブは覚えて・・・という話。
アカデミーの内容がとにかくおぞましい・・・だけど現実にありえないかと言われたら、そうでもないのがさらに怖い。
でも今回の読みどころは、マイナとドリアンのような、純粋な少女たちの友情。
そしてその2人以外にも、最後に保護された女の子たちの友情にも涙がにじみました。
辛い目にあったのに、他の子たちのために立ち上がろうとする女の子たち。
ドリアンを助けてくれた男の子も、辛い家庭環境にいたから、ロークが主催する学校に入れて良かったなあと思いました。
子どもの頃は、ほとんどが純粋なのに、なぜおぞましい大人になってしまうんでしょうね・・
今回は、懐かしいキャラクターも登場。
セバスチャンは絶対にまた登場すると思っていました。
セバスチャンがやっていることは、イヴの警察としての立場では受け入れられないところもあるけれど、半分はロークたちがやっていることと同じだから。
セバスチャンが活躍するストーリーがこれからあったらいいな。
イヴとサマーセットの歩み寄りが不器用で面白いです。
サマーセットの娘も、辛い事件に巻き込まれて命を落としたから・・イヴはサマーセットにとったら娘みたいな感じに見えるのかな。
ベラちゃんはスクスク育っているし、信頼できるボディーガードもできたとのことで、この方も絶対にまた絡んでくると思うから楽しみです。