アイザック・アシモフ「黒後家蜘蛛の会・1」
アイザック・アシモフ「黒後家蜘蛛の会・1」を読みました。

- 黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)
東京創元社
本
面白かったー!

- 黒後家蜘蛛の会1【新版】 (創元推理文庫)
東京創元社
本
新装版も発売されています。
しかし私が読んだのは旧版なので文字の小さいこと・・!
アイザック・アシモフさんと言えば、SFですね。
だけど私はSFに少し苦手意識があって、アシモフ作品を読んだことがありません。先日、「三体」を読んだのですが、1つの山は越えられたけれど、智子で撃沈しましたわ( ´艸`)
このシリーズは、SF色は一切なく、コージーミステリな感じで、とても読みやすくて面白いです。アシモフさんは、SFと同じくらい、ミステリを愛している方だったようです。
いい年をした、堅固な職業を持っている男性たちが集まって、ぐだぐだと、あーでもないこーでもないと議論をしているところを楽しむのが、この本の醍醐味になっています。みなさん、それぞれの分野で活躍されているようなんだけど、集まると、少年時代に戻ったかのように気の置けない会話をしていざこざが絶えません。
そして色んな謎が持ち込まれるのですが、結局解決するのが、この回で給仕をしているヘンリーというオチになってます。
しかしこのヘンリーさん、本当にただ物ではありません。普段から常に冷静でウィットに富んだ返事をするものの影のような存在なのに、いざという時には周囲から注目の的になるくらいお洒落上手でもあります。
この本を読むと、アシモフさんがどれだけ博識なのかがわかります。
英文学の教授をけなすルービンとゴンザロ^^耳が痛いわ~( ´艸`)
短編集になっていて、1つ1つの謎がすっきり片付くのでテンポよく読めます。
5番目の収録作品である「日曜の朝早く」ぐらいからエンジンがかかってきて、さらに面白くなります。
アリスの話は、私もつい最近読んだばかりで、この本のテンポが合わないわって思ってたから共感。
ホルステッドがリメリックにすると言い張って、それほど出来が良くないのに頑なに発表しようとするところも面白いです。
これはシリーズ全部読みたいなあ。
