J・ヘラー「危険なカリブ海クルーズ」

ピーナッツ

J・ヘラー「危険なカリブ海クルーズ」を読みました。

危険なカリブ海クルーズ (扶桑社ミステリー ヘ 6-1)
危険なカリブ海クルーズ (扶桑社ミステリー ヘ 6-1)

扶桑社

面白かったです。


裁判所で離婚手続きをするときに知り合った3人の女性は、毎年、一緒に旅行することを常としている。

今回は豪華客船でカリブ海への旅に出たのだが、エレインは船の上の混線した電話で、ある離婚した女性が元夫に殺されるという殺人計画を偶然聞いてしまう。自分を含めて、誰がそのターゲットになるのかと心配になる一方で、サムという男性に一目ぼれしてしまい・・という話。


ネタバレになるけれど、結果的に殺人事件は起きませんでした。

誰が狙われているのか、誰が殺人者なのかということを、クルーズの中で過ごしながら推理していく話です。

エレインがサムに一目ぼれしたので、恋愛も同時に進んでいくので、サクサク読み進められます。

だけどエレインはちょっと面倒というのか・・少し扱いづらい女性だなあと思いました。サムとの相性もどうだろう・・サムの過去がキツめだったので、私なら無理だわ。

犯人が誰なのか判明する過程も、筆跡という、ミステリ的には初歩の初歩という感じでした。

犯人の動機が、後ろ暗いビジネスをしていて脅されたからというものだけど、あんなビジネスに関わっていたら、普通脅されたら返り討ちにするよね・・動機も微妙でした。


まあ3人の女性、それぞれ新しい生活へスタートできたし、幸せになりそうな終わり方で良かったです。