ネレ・ノイハウス「悪女は自殺しない」

ピーナッツ

ネレ・ノイハウス「悪女は自殺しない」を読みました。

悪女は自殺しない 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ (創元推理文庫)
悪女は自殺しない 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ (創元推理文庫)

東京創元社

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オリヴァー&ピアシリーズの第1弾。


面白かったー。

韓ドラ「白雪姫には死んでもらう」の原作であるネレ・ノイハウスのシリーズ作品。何作かをバラバラで読んでいたのですが、シリーズが結構出揃ったので、1作目から順番通りに読んでいきます。


翻訳ミステリは欧米を中心にこれまで読んできたので、ドイツの名前は馴染みがあまりないため、少し戸惑ったところもあるけれどロシアよりは断然マシだね。


自殺かと思われた女性の遺体が見つかり、オリヴァーとピアはすぐに他殺だと考える。その女性の素性を探っていくと、超絶美人だけれど家族や友人からは嫌われているし、後ろ暗いことにも関わっていることが判明し‥という話。


話が進むにつれて、どんどん人間関係が広がっていき、事件もどちらの方向に行くのか予想がつかない展開で面白いです。

だけど本格ミステリではなく、刑事シリーズでもあるので、ドラマを見ているようにサクサク進むので頭がこんがらがることはありません。


被害者であるイザベラ・・とても綺麗だけど性悪だったので、色んな男を引き寄せて、お金にも執着して脅迫したりするんだけど。何を得ても満たされない人に感じて、一体、新天地で何をしたかったのかなあと考えました。こういう人は、どこに行っても何かを求めてしまうんだよね・・。


あと友人たちがタッグを組んで、クソな男にお灸をすえたところ(お灸という優しい言葉では済まないものでしたが( ´艸`))。こういう考え方って、ドイツと日本で通じるところあるなあと思うんだよね。日本は英国人と考え方が似てるって言われがちだけど、ドイツの頑なさにも通じるところあると思う。


ピアは結婚生活に終止符を打って、刑事として社会復帰するんだけど、ブランクがあるのにとにかく優秀!

事件の全体像を頭に描いているし、それぞれ怪しい人物を聴取するときにもずばっと切り込む。そして上司のオリヴァーが多くを語らなくても、考えていることを察するという。


オリヴァーは少し浮気癖があるような感じだけど、基本、刑事として真面目だし頼りになる上司で良い感じです。


作家さんが馬好きだということで、今回は馬に関する描写が多め。

あとドイツもやはり車大国ですね。色んな車種が出てきました。カイエン・・いいなあ。


確かこのシリーズって、ドイツでも映像化されてなかったっけ?

字幕なかったけれど、たぶん公式サイトで配信されていたような気がする。

ドイツ語は第2言語で勉強したけれど、全く自信がないので。。だけど原作を読んでいたら、映像見ても楽しめるかもしれない。見ようか・・。