染井為人「震える天秤」

ピーナッツ

染井為人「震える天秤」を読みました。

震える天秤 (角川文庫)
震える天秤 (角川文庫)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas

面白かったです。いや・・まあまあかな・・読みやすさは申し分ないですし、エンタメに富んでいた作品だと思いました。


染井作品は初めて。
でも原作をドラマ化した、「正体」は見たことがあります。

正体 (光文社文庫)
正体 (光文社文庫)
光文社
Digital Ebook Purchas

現在、映画が公開されていますね。横浜流星さんや吉岡里帆さんがこの映画に関連して、何やら賞を受賞されたようで、なかなか評判はよさそう。
私は映画は見てませんは、WOWWOWでドラマ化された亀梨さん主演の作品を見ました。
とても面白かったですよ~おすすめです。


さてこの作品、読みやすさやエンタメ性の高さから、東野圭吾作品に似たようなものを感じたのですが、中盤以降は正直自分はバタくさく感じて・・最後の町長さんが泣きだしたところは白けてしまいました。
なんだろうな~この閉鎖的な田舎がとにかく大嫌い!
物語には関係ないんだけど、町長さんの奥さんが、お茶を出さなかったところとか辟易しました。


結末はどっちになるのかってことはあまり気にならず、あ・・そうなんだとしか思わなかった。
ポワロのオリエント急行殺人事件のインパクトが強すぎたせいもあって、なーんかくだらねって思っちゃったのもあるかも。


あと主人公が、微妙に正義感があるというか、いい人になろうとしているというのか、そういうのもあまり好きじゃなかった。
過去の事件で、一人の女性を死に追いやったという負い目があるのかもしれないけれど、記者ってそんなことある?もっとメンタル鋼でしょと思っちゃうんだよね。
村の人たちが、村人は家族だと言って、復讐まで行うというのも理解できない。
たぶん自分がリアルご近所さんが嫌いで、町内会活動とか否定的だからかもしれない。
もしかしたら地元の強い愛着を沸いている人が、この作品を読んだら感動するのかもしれないです。