ウィリアム・カッツ「マンハッタン連続殺人」
ウィリアム・カッツ「マンハッタン連続殺人」を読みました。
面白かったです!
マンハッタンで次々と若い女性が殺され、捜査をするのはロシア系の刑事であるカーロフ。
被害者の頭の横には、手作りのゴンドラが置いてあり、それを解体していつどこで作られたものかをカーロフは突き止める。
被害者の共通点を見出して、少しずつ犯人に近づいていくのだが‥という話。
面白いのが、刑事視点だけでなく、犯人視点でも書かれているし、被害者予備軍の視点でも描かれて物語が進んでいくところ。
確かにハラハラする部分もあって、面白いと思いました。
犯人が中盤まで誰かわからないので、もしかしたらカーロフも怪しい?とまで思ってしまったくらい。
犯人が誰かはっきりした後で、犯人視点の部分を読むと、こいつー!と思っちゃいますね。

ただ残念なのが、ゴンドラがキーポイントかと思いつつ、あまりそれが生かせなかったところ。
あと邦題ですね・・原作では、「オープンハウス」なので、内容的にもそのままでよかったように思います。
作者は、元CIA局員だということ。
CIAとかって、実在するんだな~ドラマとか映画の中にしか存在しないような気がするけど、有能なんだろうか。
読唇術を犯人は恐れているという描写が何度かあったけど、CIAでもそういうことやってたのかなと思いました。

