石飛卓美「滅びの時間流」
石飛卓美「滅びの時間流」を読みました。

- 滅びの時間流 (ジョイ・ノベルス)
- 実業之日本社
- 本
うーん、つまらないことはなかったんだけど、結局私は何を読んだんだ?って気分になりました。
てっきりミステリだと思っていたら、SF展開が入ってきて、古代遺跡とかタイムリープ(タイムスリープ?)も登場してとにかく詰め込み過ぎ!しかもはっきりしたオチはなかったので、え・・って感じでした。
ダム開発のために、高齢化が進む村が消滅するかも・・という話なので、作者さんは自然破壊はやめてくれって言いたかったのかなあと。
しかし最初に、いきなり数十年前からタイムスリップしてきた男の子(しかもオオカミつき)が登場して、ダム開発関連で殺人事件が起きたかもという展開。ここまではミステリだったのに、今度はまた別の男が、いきなり未来からまたタイムスリップしてきて。
さらにタイムスリップしてきた2人が行方不明→その2人は過去と未来の自分、もしくは先祖とかだったかも・・という、まあ頭の中の妄想をこれでもかと具現化したような展開でした。
あと世話焼き爺さんが、主人公と同一人物かもという設定も・・ちょっと無理ないか^^;
自然破壊は駄目だと思う反面、人間が便利さを求めるのも自然なことなので、正しいことが何かはわからない。
私が住んでいるところも、山を切り崩して作られた住宅街だし、近くには同じく村をつぶしてダムになっているところもあるから。
もし自分が住んでいるところがダムとかになるから立ち退いてくださいって言われたら、私ならすぐに出ていくな~
根無し草なところがあるので、同じところにとどまっていることができないのかなと思います。地元に思い入れは全くないしね。
なんか面白いのかそうでないのかよくわからない小説でした。
こういうのを読むのも楽しいからいいんですけどね。