チョ・ナムジュ「サハマンション」

ピーナッツ

チョ・ナムジュ「サハマンション」を読みました。

サハマンション
サハマンション

筑摩書房

Digital Ebook Purchas

読書アプリには色んなものがあるのですが、私は以前から「読書メーター」を利用しています。読んだ本を記録できるので便利ですし、新刊情報なども効率よく得ることができる。記録することで、購入かぶりを避けることができるのでおすすめです。そして読書メーターの記録を見たところ、この本が5000冊目の読了本になりました!


そしてこの「サハマンション」。

面白いかと言われるとそうではなく、とにかく苦しい本でした。

真綿で首を絞められているような状況が最初から最後まで続いて・・・メンタルやられているときに読んだら絶対に駄目な本です。

以前、この作家さんの人気作「82年生まれ、キム・ジヨン」を読んだときも、女性から見た社会の閉塞感を感じることができました。

82年生まれ、キム・ジヨン (ちくま文庫)
82年生まれ、キム・ジヨン (ちくま文庫)

筑摩書房

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しかしこの作品は、その比じゃない!!

「82年生まれ、キム・ジヨン」の場合は、これからの時代は男女格差がどんどん減っていくだろうし、まだ明るい状況を想像することができた。

だけど「サハマンション」は言ってみれば、経済格差、教育格差、生まれながらに定められた貧困層・・なんかさ・・これからの時代、経済格差って広がるばかりじゃない?

私は絶対にこういうのは是正されることはないと思ってるんだよね。

だから絶望しか感じなかった。こんなに本を読みながら、抑圧されたり絶望した気分を味わわされることってあんまりないかも。

登場人物、誰も幸せにならないしなれないし、お先真っ暗だし、とにかく救いがない。

もうね~疲れた!!

だけど人間、ずるくはならなくてもいいけれど、騙されたりしないように賢く立ち回る必要はあるなとは思わされました。ある意味、警告だったわ。