ソン・ウォンピョン「TUBE」

ピーナッツ

ソン・ウォンピョン「TUBE」を読みました。

TUBE(チューブ)
TUBE(チューブ)
祥伝社
Digital Ebook Purchas

面白かったです!


ソン・ウォンピョンさんは日本で5冊以上翻訳が出されている人気作家さん。
話題になった「アーモンド」と「三十の反撃」はまだ読んでいませんが、それ以外は読んでいます。
どれも面白いので、おすすめの作家さんです。


今回は、人生にほぼ失敗している、キム・ソンゴン・アンドレアというおじさんの話。
事業に何度も何度も失敗して、もうダメかと思ったけれど、もう一度頑張る・・というもの。
再起しかけたものの、少し成功して、また失敗・・でも人生は続くっていうのがリアルです。
日本と少し違っている部分も興味深いけれど、共通点も多い。


それにしてもとにかく起業をしたいっていう人って一定数いますね。
もちろん挑戦しなければ成功はないわけで・・・
でも家族がいたり、しかも小さな子供がいたりすると、お父さん起業して大丈夫なの?と他人事ながら心配してしまうことがあります。
(チェーン店のラーメン屋さんとか団子屋さんとか、軒並み潰れてるし・・)


日本の東日本大震災っていう未曽有の災害があってから人生観変わった人も多いし、コロナ前後でも人の考え方は変化し、以前と比べて治安が悪くなったように感じる。
自分の目の前にあるものを大事にして、淡々と生きていくことがどれだけ大事で幸せなんだと考えることが増えたような気がします。


韓国文学を読んでいると、やっぱり作品の中に反日要素あるの?って聞かれることがあるんですけど、全然そんなことはない。ドラマとか映画で反日要素が入ることがあるからかな。
日本でも韓国中国大嫌いな人がいますが、好きな人もいるし、好き嫌いすら考えていない人が圧倒的に多い。
以前読んだ、チェ・ウニョンさんの「明るい夜」という本で、戦争中に韓国から日本へ出稼ぎにきて(強制労働とは違って)、被爆したという描写があったけれど、あの頃は広島にも多くの韓国人や朝鮮人がいたというのはちらっと見聞きしたことがあったものの、そういうのを韓国側からの視点で見られるのも大事だなと思いました。この本もおすすめです。

明るい夜 (ものがたりはやさし)
明るい夜 (ものがたりはやさし)
亜紀書房

澤村御影「准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る」

ピーナッツ

澤村御影「准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る」を読みました。

准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る (角川文庫)
准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る (角川文庫)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas

高槻准教授シリーズ第2弾、面白かったです。


読んでいて、高槻准教授と深町くんの距離がやけに近くない??って思っていたら、他の方の感想でBLっぽいと書かれていて、やっぱりそうだよね!と思いました。
いや、そういう描写がないし、高槻准教授は天然で魅力的なキャラなんですが、そんな近づいてこられるとタジタジになっちゃうなあと。


今回もいくつかの怪異があり、それの真相を見抜いていくというもの。
怪異って冷静に分析すると、ちゃんと説明できるものばかり・・そうなんだよ、怪異なんて本当にあるわけない。
わかっていても、残念なようなほっとするような不思議な気持ち。


よくこういう系統の話って、こっくりさんが出てきて、小さい頃にみんなやってたよねって話が出るけどそうなの?
私はやったことない・・

芦沢央「魂婚心中」

ピーナッツ

芦沢央「魂婚心中」を読みました。

魂婚心中
魂婚心中
早川書房
Digital Ebook Purchas

面白かったです!
芦沢さんは結構好きな作家さんなので、作品の大半は読んでいます。


イヤミスが多かったのですが、今回は珍しくSFっぽいテイストの短編集。
SF系のアンソロジー雑誌に掲載されていたものが多いので、今までとは少し違った雰囲気の作品が多いように感じました。
ゲーム実況の話はよくわからなかったのですが、それ以外は面白かったです。
ゲームは興味ある人には楽しく感じられたのかもしれません。


表題作も良かったですが、最後は指と言わずに肩くらい落としても・・と思ったのはミステリーの読み過ぎかな?
小指ということで、赤い糸を連想させる目的があったのかもしれません。
最後の話は、百合っぽい感じがあり、まだまだシリーズ化できるんじゃないの?って思ったくらい、話が膨らませられそうな気がします。一番好きだったかな。


表題作は、推し活が行き過ぎたという話でもあるのですが、推し活はコロナがあったことで盛り上がったものの最近は少し抑え気味になってきた感じかな。
自分もあるアーティストを実は熱烈に推しています。
そのアーティストに会うまでは、ドラマとか音楽番組は見ていても、それほど熱狂的に芸能人を推すってことがなかったんですね。
あ、感じがいいな、とか見た目好きとか軽く考えてたのですが、その人にはまってから、ぶっちゃけ四六時中考えていることも・・自分でもヤバいと思うので、何とか自制しなきゃと考えています。

ク・ビョンモ「破砕」

ピーナッツ

ク・ビョンモ「破砕」を読みました。

破砕
破砕
岩波書店
Digital Ebook Purchas

面白かったです。


前作の「破果」の続編・・いや、続編ではなく主人公の過去の話です。

破果
破果
岩波書店
Digital Ebook Purchas

破果は、女殺し屋が年齢を重ねてそろそろ仕事を引退しようとしているときに、淡い恋心を抱いたり、過去の因縁が顔を出したりという、なかなか読み応えのある作品でした。
すでに舞台化されており、映画化も決定。
ミュージカルでは、シン・ソンロク氏とキム・ジェウク氏が主演を務めておられました。
どちらも素晴らしい俳優ですよね~
シン・ソンロク氏は嫌な役が多いですが、味のある俳優さんだし、キム・ジェウク氏は超絶イケメンで演技もうまい。しかも日本生まれだっけ?だから日本語も上手ですよね。
映画では、主役の女優さん発表されたけど名前忘れた・・・あの癖の強い女優さん!
名前を忘れちゃったんですが、撮影始まっているのかもわかりませんが・・


そんな破果での主役だった女殺し屋が、どうやって殺し屋になる訓練を受けたのかという
短編ではないか?ショートではないけれど、中編かな。
あとは作者さんの言葉や対談などが掲載。


結構、韓国文学は読んでいるほうだと思うんだけど、まだまだ日本に入ってくる数は少ない。
ただハン・ガンさんがノーベル文学賞を受賞したので、これから増えそうだと期待。
あと韓国語ができる人って、日本には多いし、逆に韓国でも日本語出来る人が多いから、これから文学の交流はもっと増えるんじゃないかな。


韓国の小説家さんのあとがきを読むと、ハっとさせられるくらい真面目で深く物事を考えている人が多いという印象を受けます。
真摯に文学に向き合っていて(いや、小説家は誰でもそうだろうけれど)、それを文字にするのが上手。日本人は内向きな上品さがあるけれど、表現するのが微妙でもどかしいから、そういうのは韓国は上手だなと思います。


ク・ビョンモさんも、破果は注目された作品だけど、続編などを書く気はなかったときっぱりおっしゃられてて、自分の作品を大事にしているなと感じたのを覚えています。
でもこうやってふっと思いついて書きたくなったというのが、また嬉しい。
ク・ビョンモさんの文章は癖があると言われているようですが、翻訳が上手なこともあり、そんなことはなかったです。

今日のご飯&ピッコマ

ピーナッツ

今日のご飯は、鍋焼きうどん。
といっても、アルミに入ってコンロにかけるだけの、簡単なものです。
手抜き・・?になるのかも。
でも安くて美味しいし、そこに卵と麩、ネギを加えてダシもたっぷり上乗せします。
秋から春にかけて、これを何度食べることか・・
以前は、ダシを作って冷凍うどんなどを入れるという、少し手間がかかるものをしてたのですが、ちょっと面倒になって・・かき揚げ作るのも大変だし、お惣菜も微妙だし。
あとキッチンをリフォームしたことで、ガスからIHに代わり、これまで使っていた鍋焼きうどんの鍋が使えなくなったことも原因です。
以前は、100円ちょっとで購入できましたが、これも150円を軽く超えてきました。
物価は1.5~2倍近くになっているなあ。



昨日はバタバタしていたものの、スムーズに用事が終わっていたのに、最後の最後で嫌なことがありました。
私が悪いといえば悪いんだけど、でも何か納得できないというか・・
他人に文句というのか、往なされるのって腹立ちません?
私、結構勝気なのか、反省するよりもなんでこんなことを言われなきゃならないの?って腹が立つことが先になってしまう。
人間ができていません・・・
以前はこういう性格は駄目だから改善しようかなって殊勝なことを考えたこともあったんですが、最近もういいやって投げたりというかやさぐれてます。
だって腹立つんだものー!!ため込むより発散!自分軸で生きたいんだ!
最近、やりたいことをやろうと思って、以前から気になっていた名探偵コナンを1巻から読んでます。
その中で、蘭ちゃんが新一は少し味噌がついてしまったら、全てが嫌になってしまう子供っぽいところがあるっていうセリフがあって、あ・・それ私もだ・・と身につまされた記憶があります。
そういいながら、やっぱり自分は悪くないよって思っちゃうんだけどな~なんだこれ、ある意味ポジティブシンキングなのかなとも思ったり。


名探偵コナンつながりで、少し前からタブレットで漫画アプリ「ピッコマ」を利用してるんですが、そこで「ワタシってサバサバしてるから」っていう漫画を楽しく読んでます。

ワタシってサバサバしてるから(1) (コミックなにとぞ)
ワタシってサバサバしてるから(1) (コミックなにとぞ)
DPNブックス
Digital Ebook Purchas

もしかしたらNHKでドラマになってた・・?見てないけど、タイトルだけ聞いた覚えがある。
主人公の網浜さん、サバサバというより自己中で空気読めないだけなんだけど、それでもこういう生き方できたらいいなって思う部分もあったりして面白いです。