秋月こお「バイオリン弾きの弟子たち」

ピーナッツ

秋月こお「バイオリン弾きの弟子たち」を読みました。

バイオリン弾きの弟子たち 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部 (角川ルビー文庫)
バイオリン弾きの弟子たち 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部 (角川ルビー文庫)
KADOKAWA
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面白かったです。


2年間の留学を経て帰国した悠季は、母校で教鞭をとることになり‥という話。


音大の教育現場って、ヒエラルキーが凄い・・それに芸術家だからか、ライバルのバチバチ感が凄くて、読んでて少し疲れた・・でも面白かったです。
でも音楽の現場って、独特なのかな~
門下生っていう言葉が定着してるし、レッスンを見てもらうにはお金も発しするし大変だわ。
私も習っていたとき、先生が海外に演奏に行くってなったら、母親が封筒に入れたお金を渡してました。あれ、いくらだったんだろう・・?
演奏会があったら、チケットも購入しなければならないし、子供だったからわからなかったけど親には本当に迷惑かけました。金銭面でも・・


音大って大変よね・・自分が院に在籍していたときは、講師同士はもちろん、生徒もあんなバチバチ感なかったもん。音大や芸大は、一般学部とは違うんだろうね。
博士課程の先輩とかは、年齢かなり離れている人もいて、既婚者だったりもしたから優しかったし。でもその方は、歯医者さんの奥さんだったし、1つ上の先輩は大きな病院の娘さんだった。お金持ち的な余裕もあったのかな?
だけど一方で、同じく1つ上の先輩は、バイトばっかして出席すらできないってこともあったし、本当に色んな人がいた。
院生室はそれぞれ机を与えられているから、自由だったな~
先輩たちには恵まれてたけど、指導教授とソリが合わなくて、苦労しました・・・
卒業した今でも、論文書かなきゃって夢で追い立てられることが今だにあります。
あれって結構ストレスだったんだなー当時はわからなかったけど。


悠季の指導教授は結構厳しいし、教え子になる生徒もクセのある子たちばっかで・・凄いわ。

帚木蓬生「閉鎖病棟」

ピーナッツ

帚木蓬生「閉鎖病棟」を読みました。

閉鎖病棟(新潮文庫)
閉鎖病棟(新潮文庫)
新潮社
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面白かった・・でもないし、色々考えさせられる本だなと思いました。


映画化にもなってます。・・が、見てません。

閉鎖病棟-それぞれの朝-
閉鎖病棟-それぞれの朝-
Video On Demand

年齢などが改変されてますね・・みなさんの感想を読んだけど、見る必要はないかな・・?


作家さん自身も、元精神科医ということで、リアルな現場ってこんな感じなのかなあと思いました。
精神科に通院っていうだけでも、まだまだ色眼鏡で見られるのに、病棟に入院となると完全にあっち側というのか、関係ない人たちかと正直思っていました。
でもそれは植え付けられた誤解で、当然ながら、入院している人たち一人ひとりに人生がある。
しかもそれがフツーに生きている人と大きく変わるところはなく、少しのズレによって人生がこうも変わるものかと考えさせられました。


患者さんの視点だけでなく、患者さんの家族の言い分も理解できるし、周囲からはおかしいとみられていても、それぞれ色んな想いを抱えているのが人間らしい。
さいきん障害児という言葉もよく見聞きするようになったけれど、当人だけでなく家族も巻き込むことになるから、正解がなくて難しいんだよね・・


うちの近所にも、大きな家に住んで偉そうにしている人がいますが、実はその人には精神に障害を持った子がいるのを知っています。
周囲には必死で隠していますが、ちょっとしたことで、遠くにいる施設に入れていることを知りました(この経緯はちょっと言えないけれど・・)存在自体を消しているようです。
他人からすると、障碍者であろうと隠す必要はないし、一緒に暮らせばいいのにって思うんだけど、当人からするとそうじゃないんでしょうね・・


私も学生の時に、ボランティアサークルに入っていたことがあって、障碍を持つ子供との交流会に参加をしてました。その時に子供たちのお母さんと接する機会があったけれど、心労っていうのを感じるんですよね・・まだ学生だったし、何もできなかったし、彼らの苦労の1%も理解してなかったと思うけれど、何だか辛かった。


精神病院って、色んな症状の人が入っているのも知らなかった。
あと犯罪者の中に、精神疾患だったからで片付けられることが多くて、無罪のようになることもあったから腹立たしく思っていたけれど、そう簡単に判断できるものじゃなかったんだなと思った。
やっぱり報道って、どうしても表面的になるし、スポンサーがついているから意向もあるし、人間って自分に都合のよいことだけピックアップするから・・・視野を広げなきゃなと思いました。

秋月こお「その男、指揮者につき・・・」

ピーナッツ

秋月こお「その男、指揮者につき・・・」を読みました。

その男、指揮者につき… 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第5部 (角川ルビー文庫)
その男、指揮者につき… 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第5部 (角川ルビー文庫)
KADOKAWA
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まあまあの面白さでした。


出来上がったカップルの日常を描いたものなので、キャラによほど愛着がなければ、ふーんという感じかな。
音楽の蘊蓄が少し多め・・・音楽を含めて、芸術とか、本やドラマなども受け取る側の感性の自由だと思っているんで、あまりそういうのを読むのが好きではない。


今回は、3人の視点で描かれたものが納められた作品。
圭視点で、悠季の才能に嫉妬しているのが描かれてましたが、圭でも悩むんだなあとそこは興味深く読みました。
ライバルの実力を測るって、自分でもそのレベルに達していないとできないことなので、天才であっても苦労があるんだね。



今日の朝はとても寒かった~
起きたら、雪がちらちら降っていました。

佐野洋「不可解な使者」

ピーナッツ

佐野洋「不可解な使者」を読みました。

不可解な使者 (光文社文庫)
不可解な使者 (光文社文庫)
光文社
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面白かったです!
短編集なので、サクサクと読みました。
お風呂本にしてたのですが、1週間くらいで読み終えました。


雑誌に97~99年にかけて掲載されていた作品だということもあり、時代を感じさせるような古いところもありますが、そういうところも楽しむ醍醐味だと思っています。
男性作家だからかな?
女性が少し緩く書かれていたような気もするが、それも時代だろうね。
不倫する女性の多いことよ~
でも別に嫌悪感を抱くこともなく、あと女性が結構したたかなんだけど、そこも嫌味がなくてよかったです。


どれも面白かったけれど、表題作の「不可解な使者」、「迷った伝言」、「恩師の還暦」、「ほのかな残像」は特に良かったかな。


「不可解な使者」は、主人公の元に、学生時代の友人の奥さんが訪ねてくる。
友人は重病で死の淵にさまよっているのだが、うわごとであなたの名前を出して「約束を守ってくれ」と言っているのだが、心当たりはありますか?と。
主人公はもしやあのことか‥と少し思い当たるんだけど、それがほんのり同性愛をにおわせます。でもそのオチが、何ともかんとも・・・いや、面白いです。


「恩師の還暦」は、主人公に探りを入れてくる先輩というのが、実は警察勤めという展開が好きだったので、気に入りました。


古い作品も面白いものです。

お歳暮って嬉しいけど無駄だよね・・

ピーナッツ

12月に入ったら、お歳暮の時期。
といっても、もうやり取りをしているのは2件だけ。


姉家族と、母親の親戚のみ。
毎年、お歳暮が届くと嬉しいけれど、正直無駄だよな‥と思います。
スーパーでのお値段を知っているから、質が良いとはいえ、ぼったくり。
お中元も含めて、早くなくなったらいいなと思いますが・・向こうから言い出してくれないかしら。

でも受け取ったら、やっぱり嬉しい^^自分では買わないような高級フルーツ。
ありがたや~
デコポンって、亡くなった父が東京で単身赴任をしていた時に、帰省してきて、これ美味しいんだよと教えてくれたのがきっかけで食べ始めました。
実はゲームのIDもでこぽんなくらい、好きです。



年末も近づいてきたし、下着くらい綺麗に整えようと思ったので、足りないものなどを買い出しにしまむらへ。
基本ユニクロを愛用しているけれど、しまむらの下着もいいって聞くし、私は「福助」が好き。あと綿素材のものもあるので、活用しています。
1か月ほど前にも買いに行ったんだけど、その時は楽天ペイでの支払いができなかったのに、使えるようになっていた。
便利だな~
帰りに灯油も購入したけど、セルフのガソリンスタンドで、そこでもキャッシュレス。
最近現金を触ることが少なくなって、まだ新札の5千円札は見ていません。
ATMで5千円を下ろしたら出るかな??