原浩「火喰鳥を、喰う」

ピーナッツ

原浩「火喰鳥を、喰う」を読みました。

火喰鳥を、喰う (角川ホラー文庫)
火喰鳥を、喰う (角川ホラー文庫)
KADOKAWA
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面白かったー!
横溝正史ミステリ&ホラー大賞の大賞受賞作というのも納得!


心理的な怖さもあり、考えさせられる部分もあり、犯人は誰だ?という楽しみもあって複数の要素が絡み合って、良く出来た話だなと思いました。


主人公の久喜雄司は、出張から帰宅するとお墓がいたずらされていることがわかる。
お墓に刻まれていた、祖父の兄・貞市の名前が削り取られていた。
貞市は、戦争で外地で亡くなったが、ちょうど同じころに新聞社から連絡があって、現地で貞市が記していた手帳が見つかったので返還したいという申し出があり‥という話。


掴みから、何かいわくつきのものが持ち込まれそう・・というドキドキ感。
戻ってきた手帳を前にして、「貞市は生きている」と言い出す人間がいて、そうしたら色んなおかしなことが起こっていたので、みんなそうかも・・と思い出す。


いや、そんなことあるはずないでしょうと冷静に考えたら思うんだけど、怪異が起こったことでそんなこともあるかも・・と思ってしまう。
さらにその考えが共通認識として根付いたら、それが実際に起こったことになり、それと齟齬を起こすものは排除されることに。
こんな展開、よく思いつくなーと驚きました。
ありえないんだけど・・・面白いです。


そしてさらに、その怪異を引き起こすきっかけになった人がいるのではという推理も読みながら楽しめて、面白かったです。
結局最後はペラリと世界をひっくり返されたことになり、ああ怖いなあと素直に思いました。
当然あるものだったものが、ない状態にされるって、実は一番怖いことだなと思いました。


原浩さんの作品は、「やまのめの六人」を読んだことがあります。

やまのめの六人 (角川ホラー文庫)
やまのめの六人 (角川ホラー文庫)
KADOKAWA

こちらも面白いのでおすすめです。ゾクッとした怖さが堪能できて、映像化もできるのではないかという期待がある作品。

クリスマスっぽくしてみた&国債上がってた~

ピーナッツ

昨日届いた、毛糸のテライさんから届いた福袋の中に、クリスマスのチャームが入っていました。
どれもクリスマスっぽくて可愛い~
でもそういや、クリスマスらしいことってしたことない・・・
以前、姪っ子が生まれたときはクリスマスケーキを予約したことがありましたが、それも一度だけ。次女の時はなかった^^
大体、自分が子供の頃から、クリスマスパーティーとかしたことないし、クリスマスプレゼントも貰ったことがない(親からね)
そういうものが全くない家だったので、大人になってからみんなパーティとかしてたんだ~と気づいたくらい。
だから家でも特別な食事を作ったり飾りつけはしないんだけど、インテリア小物は好きだという矛盾。
あと百貨店の飾りつけを見るのは楽しい。
学生の時は、伊勢丹とか高島屋の前を通る駅を利用していたので、季節を感じるな~と思ったりして・・ああいう飾りつけをする人たちって、センスが凄い。
絵を描くのが笑ってしまうくらい下手な自分からすると、才能の塊だと思います。
せっかく、チャームをいただいたので。。


家にあった大きなまつぼっくりにむりやりつけてみた。

少しくらいはクリスマスらしい??気分的なものです。



そして今日から国債の利率発表されたけど、先月より上がってる~(涙)
5年固定にしたから、少しショック・・・今月も買い足すか。
私は、0.05という最低利率の時に10年国債をもっていた女ですから・・いやそれでも悔しい気がするな。
まだまだ金利上がりそうっていうけど、10年はキツい・・・また5年にするか、悩みどころだ。

毛糸の福袋が届きました♪

ピーナッツ

年末になると、福袋の時期だなと思います。
去年は、タオル美術館と、ユザワヤさんの福袋を2つだけ購入しました。
今年はタオルは見送りかな~そろそろストック品を全て使い切りたいし・・
ユザワヤさんは、年が明けても販売してくれると思うので、考え中。


一昨年は、しまむらやイオン、化粧品系、あとマックも買ったかな。
ミスドの福袋が改悪されたと話題になっていますが、数年前に近くにあったミスドが閉店してしまったので、買いたくても買えない。
でもミスドって、ふとした時に食べたくなるんだよね。
あー、またミスド復活しないかしら・・田舎だから無理かな。


そして今年の福袋は、第1弾、購入しちゃいました。
楽天に出店されている、テライさんの毛糸福袋。
Opalとレギアの組み合わせ10個です。

Opalの毛糸も年々高くなって・・・
Opalの知名度をアップさせてくれたマルティナさんのところでも福袋は販売していますが、今回はコットン糸が2つ入るのが、うーんと思ったので見送りました。


テライさんは結構お値段的にも頑張ってくれていると思います。
しかもクリスマスのチャームと、はた織機までついて、そういう心使いが嬉しいんだよね。
色も可愛いし、暗い色が少なかったので満足度が高いです。



今年は他にもお得な福袋に出会えればいいな~
一応、マクドナルドの福袋の抽選にも応募しておきました。
よく考えたらいらないような気もするんだけど、ビッグマックのランタンが少し可愛いような気がする・・田舎だからこそ、もしかしたら当選するかも??

青崎有吾「地雷グリコ」

ピーナッツ

青崎有吾「地雷グリコ」を読みました。

地雷グリコ (角川書店単行本)
地雷グリコ (角川書店単行本)
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面白かったです!


日本ミステリ大賞や山本周五郎賞、さらには直木賞にもノミネートされた話題作品。
てっきり本格ミステリだと思って読み始めたら、あ・・そっちだったのねと思ったのは秘密ですが。そういや「早朝始発の殺風景」の作者さんだと思い出して、納得です。

早朝始発の殺風景 (集英社文庫)
早朝始発の殺風景 (集英社文庫)
集英社
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「早朝始発の殺風景」も高校生の男女が、始発の中で淡々と言葉を交わしながら日常に潜む謎を解き明かしていく話でしたが、こちらも面白かったです。ドラマも見たけれど、なかなか良い出来で、満足度が高かった。


そして「地雷グリコ」は、謎ではなくゲームを変則的にして競っていくというもの。
でも競うといってもドロドロしたものではなく、終始爽やか。
頭脳戦で、どこかに穴を探して攻略していくんだけど、一歩間違えば、それはズルというのは?屁理屈では?となっちゃうんだけど、そこがこの作家さんの上手なところ。


キャラが魅力的だし、癖があるものの悪い人がいないっていう幸せな世界観です。
ちょっと百合っぽい?って思ったんだけど、青崎さんは百合アンソロジーにも参加されることがあるようなので、自分の気のせいではないと思う。


登場人物の名前が複雑なんですが、その中で塗辺君って一体何者?と思いました。
椚先輩とか、真兎とか絵空とかそれぞれキャラがしっかり決まっているんだけど、塗辺君はふらりとやってきてゲームの問題を考えだして飄々としている。
ゲームって、解くよりも作るほうが難しいので、この人が一番不思議だなあと思いました。


どのゲームも凝ってましたが、何が一番面白かったかな~
表題作の地雷グリコは、最後トラップに引っかかると最後までズドーンと落とされるのが快感だった。
個人的にはだるまさんがかぞえたが好きかな~侮っている相手を逆にやりこめる爽快感。
でもあくまで最後まで爽やかなので、高校生活みんな楽しんでねって思いながら読み終わりました。

澤村御影「准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく」

ピーナッツ

澤村御影「准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく」を読みました。

准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく (角川文庫)
准教授・高槻彰良の推察4 そして異界の扉がひらく (角川文庫)
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面白かったです!
シリーズ第4弾。


しょっぱなから「きさらぎ駅」が登場。
これって2ちゃんねるとかいう掲示板で話題になったということらしいけど、私は全く知らなくて、調べてみたら何やらエロ画像が沢山貼り付けられたサイトだったので、あ・・もういやと思って閉じました。
こういう掲示板に、怪異の投稿が多くて盛り上がってたらしいんですが、読みたいけれどどうやってたどり着けばいいのかわからない。
背筋さんの「近畿地方に~」でもそのくだりが出てたので気になってるんだけど、どっかにまとめサイトないかな。

近畿地方のある場所について
近畿地方のある場所について
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でも「きさらぎ駅」という映画は見たことがあります!
ホラー映画大好きだし、確か主演は垣松さんだったと思うのですが、ツッコミどころはあれど結構まとまって面白かった記憶があります。

きさらぎ駅
きさらぎ駅
Video On Demand


そしてドラマ版にもあった「4時44分の呪い」。私はこの呪いの話も知らなかった~
オカルト好きなのに、知らないこと多いわ・・
深町君と同じように、人の嘘を聞くことができる遠山さんが登場。
遠山さんって、ドラマでも出てたと思うんだけど(結構好きな個性的な俳優さん)、喫茶店の店主だったっけ?設定違うのかな。
ドラマをもう一度見直してみたいけれど・・・


人魚の話は最後が不明瞭だったので、ちと微妙だった。
お母さんは亡くなってるのは間違いなさそうだけど、実は事件性あるのかと疑ってた。そして魚屋さんで働く女性とは一体?
でも日本の人魚が、マーメイドとは違う形状だったというのは知らなかったので勉強になりました。


最後のエキストラで、渉叔父さんの視点が読めて嬉しい。
高槻准教授は、親とは分かり合えないかもしれないけれど、他に守ってくれる人や愛してくれる人がいたんだとほっとしました。
それに今は、健ちゃんだけでなく深町くんもいるし・・何やら高槻准教授に過保護になってしまうのは、彼の魅力にはまってしまったようです。